”人とのつながり” を切り捨て、貯蓄力を高める(上)
朝方、布団の温もりが愛おしく感じるようになりました。いよいよ、忘年会シーズンの始まりです!
職場、前の職場、ご近所、大学、高校、地元・・・たくさんの人たちと会って、近況報告や昔話に花が咲く季節であります。
忘年会に限らず、 ”人とのつながり” を維持するためには、とってもお金がかかります。
何故なら、大人の付き合いはゴルフや飲酒を伴うのが習わしになっているからです。
「節約のためにマクドナルドで済まそうぜ!」
などとは口が裂けても言えません。
(逆に、素直にこれが言えたら真の友達だと思います。)
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いつまで経っても貯蓄が増えず投資もできない人たちは、これに原因があります。
”人とのつながり” を大切にするのは、気持ちとしてはよく分かります。
しかし、現代は弱肉強食の資本主義が猛威を振るう世界。金こそすべての時代です。人情とは裏腹に、金にならないものは無価値だというのが現実なのです。
血も涙もない言い方ですが、
自分の人生に価値をもたらさない友人・知人は切り捨てる
という発想を持たない人たちは、経済的な豊かさを手に入れることはできません。
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年収が1,000万円を超えるような勝ち組でなければ、欲しいものを我慢してつつましい生活をして、毎月やっとの思いで貯められるのが月数万円です。
収入から支出を引いたものが貯蓄になります。これは会社の利益に相当します。
実は利益を上げるのって、すごく厳しいんです。
大企業でも、営業利益率(営業利益/売上高)は5%とか10%という世界です。
家計の貯蓄も同じ。
やっとの思いで貯めた貯蓄が、人間関係を維持するために消費されてしまう。
付き合いゴルフ・・・1回あたり15,000円
付き合い飲み会・・・1回あたり5,000円、スナックに行けば+5,000~10,000円
社会人の金銭感覚からすれば1回あたり支出はそこまで痛手には感じませんが、このような支出が頻繁にあれば、あなたの豊かな未来は破壊されてしまいます。
大学サークルやゼミの同窓生たち、前の職場からズルズル付き合っている人々・・・年に一度大勢で会って、つまらない話を交わす(場合によってはムカつくことを言われる)だけの仲の人たち。この人たちに未来が破壊されると思ったら、腹が立ってきませんか?
将来お金持ちになるためには、友人・知人を一人ひとり精査して、(自分の人生にとって)大切なお金を使う価値があるか判断をしていく必要があります。
企業だって限られたリソース(お金)を何に投資するか命がけで取捨選択しています。そうしないと生き残れない。それは企業も個人も同じです。
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次回は、人とのつながりを取捨選択するための具体的な判断基準について語ろうと思います。
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