高配当株ポートフォリオ艦隊☆司令長官の奮戦記

配当再投資戦略で資産形成を目指すサラリーマン投資家の手記

航海日誌(2018年11月配当実績)


わが家計では、将来を見据えたマネープランを立てている。


日米の高配当株でポートフォリオを構築して、給料からの積立投資、配当金の再投資をコツコツ続けていく。そして30年後(私は65歳)には5千万円の資産を保有している。

株式が5千万円あれば年間配当金は100万円を超え、僅かばかりの年金と合わせれば、おそらく生涯安泰と考えてよいだろう。


このプランを達成するための必要利回りをシミュレーションしたところ、2.5%だった。私は予測不可能なキャピタルゲインは見込まない方針なので、


目標配当利回り 2.5%(年間)


これが、わが家計の高配当株ポートフォリオ艦隊に求められているパフォーマンスである。したがって、銘柄別の配当利回りが2.5%をクリアーしているかどうかを、継続的にモニタリングしていくことにする。



以下、11月の配当実績である。



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①【PG】プロクター & ギャンブル

 投資金額(手数料除く): 3,471$
 配当金額(税引後手取):   24$
 配当利回り(年率)  :  2.7%


 生活必需品セクターで世界的なブランドを確立しているP&Gは、安心して永久保有できる銘柄だ。今年のディフェンシブ銘柄暴落時に掴んだので、配当利回りもすばらしい。日米で二重課税されてもなお、目標の2.5%を上回っている!


②【T】AT&T

 投資金額(手数料除く): 3,629$
 配当金額(税引後手取):   40$
 配当利回り(年率)  :  4.4%


最近ますます不人気化しているAT&Tだが、GEのような悲劇にはならないと思っている。業績不振でガタガタに崩れるのは一般消費財や資本財セクターが持っている性質であって、安定の基盤がしっかりしている通信株は簡単には崩れない。規格外の配当利回りで、ポートフォリオ全体の総合利回りをしっかり支えてくれる。


③7201 日産自動車

 投資金額(手数料除く): 226,700円
 配当金額(税引後手取):   4,543円
 配当利回り(年率)  :       4.0%


配当利回りは余裕で目標値2.5%を超えるが、今後の動向が心配だ。今思い返せば、カリスマ経営者の独裁というガバナンスの悪さを市場が警戒し、株価が低い水準でとどまっていたのかもしれない。


④7203 トヨタ自動車

 投資金額(手数料除く): 680,000円
 配当金額(税引後手取):   7,969円
 配当利回り(年率)  :       2.3%


配当利回りは目標値に届いていないが、この会社なら今後増配して、そのうち目標2.5%を超えてくるだろう。