高配当株ポートフォリオ艦隊☆司令長官の奮戦記

配当再投資戦略で資産形成を目指すサラリーマン投資家の手記

個人が長期投資できる銘柄とは

やはり株式投資はギャンブルではないか?


ここ数年、強気相場ばかり見てきたせいで感覚がマヒしていた。


最近の下落相場を見て、株式投資は競馬やパチンコと本質的に同じだという事実を突き付けられた。子供たちの教育や老後の暮らしのための虎の子の貯金を、こんなギャンブルに注ぎ込むなどというのは、一家の大黒柱として頭がどうかしている。


だけど、超長期でみたら現金はインフレで目減りしていくことが確定しているので、30代半ばで持っている数百万円をそのまま老後まで置いておこうと考えるのも、気が狂っている発想である。


だから、株式投資は難しい。


未来のことを真剣に考えると、家族の将来を背負って投資できる銘柄って、本当に限られているんじゃないか?


・全地球のホモ・サピエンスの生活に欠かせなくなっている糧を供給する企業
・S&P500のような市場全体に連動するINDEX


情報劣位にある一般のサラリーマンが投資して良いのはこれくらいだろう。これら以外に金をつぎ込むことは、いくら理由をこじつけたところで、ギャンブルに等しい。


私はこれからは、


マクドナルド、コカ・コーラ、P&G、ジョンソン&ジョンソン、この4銘柄をポートフォリオのコアに据えるべきではないかと考えている。


ローリスク・ローリターン。サラリーマンの人生との相性もよさそうだ。


ちなみに、タバコ株の配当は魅力的だが常にリスクが付きまとう。『株式投資の未来』では数十年間のフィリップ・モリスへの配当再投資がパフォーマンスNo.1だと書かれているが、実際にそんなことができた者はこの惑星におそらく一人もいないだろうし、そもそもそんな危険なことはやるべきではない。