ハイテク銘柄、本格的な下落相場の始まりか
ゴーン会長が逮捕されたが、市場は意外と冷静で、日産自動車の株価は前日比−5.45%の下落にとどまった。
それより、米国ハイテク株の大幅下落の方が深刻だ。
このところ、一晩で−3〜5%レベルの急落に何度も見舞われ、暴落の様相を呈している。
【最高値から昨日終値までの下落状況】
アップル 233㌦ → 185㌦ −21%
アマゾン 2,050㌦ → 1,512㌦ −26%
グーグル 1,291㌦ → 1,027㌦ −20%
フェイスブック 218㌦ → 131㌦ −40%
ハイテクブームの旬が過ぎたことは誰の目にも明らかだ。
またしても、数多の投資家が最新のテクノロジーに魅せられて飛びついたのだ。
「成長の罠」
最初から罠だと知っている老獪な投資家たちは、株価の頂上付近に置いてある宝物を手にしてとっくに山を降りているはずだ。
ハイテク株のバラ色の未来を諦めきれず、いつまでも後ろ髪を引かれている者は、雪崩に巻き込まれて阿鼻叫喚の地獄を味わうことになる。
ああ、恐ろしや、恐ろしや。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。