健全なインフレが起きなければ日本は終わり。
日本経済の再興には、健全なインフレが必要だ
日本人には、超高齢化・人口減少社会の到来という絶望の未来が約束されている。増え続ける老人を養うために莫大な負担を強いられ、若い世代はどんどん貧乏になっていく。この国を包む空気は陰鬱なものとなり、イノベーションを生み出す土壌は朽ち果て、国家は衰退へと向かっていく。
だが、解決方法はきわめてシンプルである。
①健全なインフレが起きて
↓
②若い世代が金持ちになって
↓
③子供をたくさん産み育てる
たったこれだけだ。
Q:なぜ、インフレが起きたら若者が金持ちになるのか?
A:現役世代にとっては、給料の額面が物価と同じように上がっていくため、購買力は下がらない。一方、老人たちにとっては、預金や保険といった資産の額面は変らないまま物価だけが上がるため、購買力が下がる。これは老人から若者への富の移転であるから、老人が貧しくなった分だけ、若者が豊かになるという結果をもたらす。
個人の努力など、時代の荒波の前にはなす術もないのである。十分なインフレが起きなかったら、若者は貧しいまま、裕福な老人に偉そうに小言をいわれながら、搾取され続けるしかない。とにかく、わが国に健全なインフレが発生するよう神に祈るしかない。
日銀は私たちの味方。健全なインフレを起こすために努力している
さて、この好循環のスタートとなるインフレを発生させるために努力を続けているのが、わが国の中央銀行である日銀である。
インフレといっても、経済が好循環するために必要になる健全なインフレである。戦後日本で起きたようなハイパーインフレのことではない。あくまで「物価安定の目標」としてインフレ率が継続的に2%になることを目指しているだけであり、きわめて穏やかなものだ。ただ、長く続いた不況の中で根付いてしまったデフレマインドがあまりに強いので、インフレを起こす手段が多少強引にならざるをえないというだけだ。
日銀の伝統的な金融緩和といえば、日銀が市中銀行から国債を買うことによって、その分だけマネーが供給されるというものだ。ただ、それだけだと十分に効き目がないから、
・国債の買い入れ金額を増やす
・日本株ETF(上場投資信託)やJ-REIT(不動産投資信託)といった資産も買い入れる
・短期金利をマイナスにして、イールドカーブ全体を引き下げる
・今後もこのスタンスを継続するというアナウンスをして、人々の期待を高める
という合体技を全力で放っているのである。
だが、わが国で長年にわたり培われたデフレマインドが強すぎて、物価上昇率2%の達成にはまだしばらく時間がかかりそうだ。
Q:デフレマインドって何??
A:一言で表現するのは難しいが、あなたの生活や職場に充満しているケチケチした鬱陶しい空気のことだと思えばよい。
私たちの未来のために、がんばれ日銀!
強敵、デフレマインドを倒すために、日本銀行は金融緩和の最強合体技を放っている。
この技の正式名称は
「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」!!
ドラゴンボールに例えるなら、「かめはめ波」「ファイナルフラッシュ」「魔観光殺法」を一斉に放っているようなものだろう。すごくかっこいいぞ!
日本の未来を賭けた、日本銀行vsデフレマインドのかめはめ波の打ち合いである。
(このようにドラゴンボール風に読み替えると、一般人にも分かり易いだろう。)
私たちは、日銀が勝って健全なインフレになることを期待して、恋愛・結婚、旅行、買い物、投資、積極的に楽しもう!
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