高配当株ポートフォリオ艦隊☆司令長官の奮戦記

配当再投資戦略で資産形成を目指すサラリーマン投資家の手記

彼女、マクドナルドの株主なんだってさ☆

写真はイメージです


私たち個人にとって、株式投資とは資産を築くための手段である。


わが家計では、バフェット太郎著『バカでも稼げる米国株高配当投資』という絶対的指針に基づいて、米国の高配当優良銘柄を中心としたポートフォリオ艦隊を組織している。すなわち、コカ・コーラ、マクドナルド、P&Gなど、いまや全世界の人類の生活に欠かせなくなったグローバル・ブランドを持った超優良企業が、私の投資対象である。


資本主義の世界が続く限り、これら超優良グローバル企業が株主に利益をもたらし続けてくれることに疑いの余地はない。だから、私はこれらの銘柄を心から安心して保有することができるのである。


優良企業の株式は、超イケてるアイテムだ


さて。このような銘柄を長期保有することで得られるのは、経済上の利益だけではない。


私は、超優良企業の株式を保有するということは、すなわち、そのブランド価値を心身に宿すことであると考えている。私の心の奥底からは、昼夜を問わず、マクドナルドやコカ・コーラやP&Gといったグローバルな富の源泉とつながっていることからくる安心感、自信、誇りといったプラスの感情が湧き上がってくる。


そして、これらの企業の株主の地位を持っていることは、すなわち、社会的なステータスである。あなたから放たれる富の雰囲気やインテリジェンスな匂いを、相手は感じ取るはずだ。他人に話す機会はあまりないだろうが、超優良企業の株主であることは、個人のブランディングとしても効果的であると私は信じている。


要するに、超優良銘柄というのは最高のキラキラ☆アイテムなのである。


日本の素敵な女性たちに勧めたい!優良株式への投資


ここからが本題だ。このような超おしゃれなグッズは、私のようなデブおじさんではなく、美しい女性にこそ似合っていると常々思っている。


そのことを明らかにするため、二人の20代の女の子にご登場いただこう。


【A子様】
彼女は一流大学を出て、システムエンジニアの仕事をしている。容姿も美しく、まさに才色兼備な女性である。これだけでも十分に魅力的であるが・・・


この女性がマクドナルドの株式を持っていることが分かったら、どうだろうか?


才色兼備 + 富のオーラ → 魅力倍増


という化学反応が起き、彼女に対して憧れを抱かない男はいなくなるだろう。


【S子様】
彼女は高卒アルバイト、容姿は普通である。これといって他者を惹きつける要素はないが、この女性がコツコツためたお金でマクドナルドの株式を買っていたら・・・


人生で最も大切なことをきちんと押さえて堅実に生きている、ものすごく信頼できる女性に見えてこないだろうか。むしろ先ほどのA子様よりも奥深い魅力を感じてしまう。彼女が玉の輿をゲットできる可能性は十分にあるだろう。


優良株式は、女子力アップの変身アイテム!


ここまでの話から、優良企業の株式は、女子力を急激にアップさせる、変身アイテムであること明らかになった。貴女はいまや、セーラームーンやプリキュアのように、キラキラした姿へと変身できる力を手に入れたのだ。


そしてそのキラキラ☆アイテムは、米国株は1株から買うことが出来る。数千円で買えるリアル変身グッズ、上流階級へのチケット。


・・・


あなた方の妻が投資嫌いだったら、ぜひともこのように説得を試みてくれたまえ。


 

みんな大好きマクドナルド。食べておいしい、働く場所としても大変優れているだろう。さらに、株式は超キラキラ☆アイテムでもある。

金融政策決定会合における主な意見(2018 年 9 月 18、19 日開催分)

 日本銀行は、金融政策の方針を決める会合(金融政策決定会合)を年8回実施している。そこでの決定内容、主な意見は、日銀ホームページで後日公表されるので、私たちはそれを見ることができる。


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 つい先日、9/18~19にかけて行われた金融政策決定会合の主な意見が公表されたので、諸君と一緒に見ていきたい。


今回の決定会合の要旨は以下のとおりで、これまでの方針を継続するというものだ。


✔ わが国の景気の現状について「所得から支出への前向きの循環メカニズムが働くもとで、緩やかに拡大している」という認識のもと
✔ 物価上昇率2%の「物価安定の目標」の実現を目指して、「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」 を継続する


その議論なかで、審議委員たちが述べた主な意見(私のチョイスで抜粋)を見ていこう。有識者がどのような見解を持っているのか興味深いところである。


まず冒頭で紹介された意見から。

(経済情勢)

わが国の景気は、所得から支出への前向きの循環メカニズムが働くもとで、緩やかに拡大している。先行きも、きわめて緩和的な金融環境や政府支出による下支えなどを背景に、景気の拡大が続くとみられる。

(物価)

消費者物価の前年比は、マクロ的な需給ギャップがプラスの状態を続けることや中長期的な予想物価上昇率が高まることなどを背景に、2%に向けて徐々に上昇率を高めていくと考えられ る。

日銀は、いまの日本経済・物価に対しては前向きな見方をしている。
その一方で、米中の貿易摩擦や金融市場についてはリスクには要注意とのこと。

世界経済のリスクバランスに関しては、米国や中国などの通商摩擦や金融市場の変動による下振れリスクの増大が、現在もなお続いているとみている。


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この他、個人的に興味深かった意見を紹介しよう。

効果的に成長を実現する手段は、利益が上がらない仕事を止めることであるが、これには雇用の問題が生じるため、金融緩和で労働需給を逼迫させることが成長に結びつく。(後略)

金融緩和→景気UP→労働需要UP という経路は、事業構造の転換にともなう痛みを和らげる受け皿にもなるというわけか。金融緩和にはそのような効果もあるのか。(へぇ~)


少子高齢化等の人口動態や労働生産性の動向等と相俟って、自然利子率には先行き低下圧力がかかることが想定される。技術革新の一層の推進により自然利子率を下支えしていくことが重 要である。

少子高齢化(需要減)、労働生産性の向上(供給増)はデフレ圧力である。仕事を効率化すればするほどデフレになるという皮肉。


就業率の上昇と効果の大きい合理化投資に限界がある以上、人手不足は賃金上昇に結びつく。最近の統計上の賃金上昇は過大 とされているが、賃金上昇や雇用の拡大は、両者を掛け合わせ た雇用者所得の拡大をもたらし、需要とコスト上昇の両面から 物価を引き上げていく。

一方で、労働生産性の向上には限界があり、いずれは人手不足が賃金上昇に結び付き、物価を引き上げていくという見方。家計が苦しいので早くそうなってくれ。


物価上昇の遅れは、単純な需要不足ではなく、根強いデフレマインドに加え、供給面の拡大による生産性向上など様々な要因 に影響を受けることが判ってきており、先行きの物価を巡る不 確実性は一頃より高まっている。 

この「根強いデフレマインド」が一番やっかいだ。


会社では、交際費などの経費を惜しむ、投資決定の際にも必要以上に慎重になる、仕事量が多いのに残業を減らそうとする。


家計では、主婦が少しでも安く買い物をするために店をはしごする、新品よりも安い中古品を好む、自治会費がちょっと高いとブーブー文句を言う。


このような日本人の思考に染み付いた考え方がデフレマインドなのだと、個人的には思う。私たち一人ひとりが、もうちょっと明るくなることが大切なのだろう。 


インターネットやスマートフォンの普及は、必要な情報収集を可能にし、高齢者の就労を促進する効果を持つと考えられる。 賃金弾力性の高い労働力の供給が続けば、賃金上昇の抑制要因 となることも考えられるため、その動向を注視している。

インターネットが、高齢者就労の需要と供給をマッチさせてしまい、若者にとってはイージーな副業が減ってしまう。


・・・


 次回の金融政策決定会合は、10月30日(火)・31日(水)に予定されている。この国に健全なインフレがもたらされることを願う。

健全なインフレが起きなければ日本は終わり。

日本経済の再興には、健全なインフレが必要だ

 日本人には、超高齢化・人口減少社会の到来という絶望の未来が約束されている。増え続ける老人を養うために莫大な負担を強いられ、若い世代はどんどん貧乏になっていく。この国を包む空気は陰鬱なものとなり、イノベーションを生み出す土壌は朽ち果て、国家は衰退へと向かっていく。


だが、解決方法はきわめてシンプルである。


①健全なインフレが起きて
        ↓
②若い世代が金持ちになって
        ↓

③子供をたくさん産み育てる


たったこれだけだ。


Q:なぜ、インフレが起きたら若者が金持ちになるのか?
A:現役世代にとっては、給料の額面が物価と同じように上がっていくため、購買力は下がらない。一方、老人たちにとっては、預金や保険といった資産の額面は変らないまま物価だけが上がるため、購買力が下がる。これは老人から若者への富の移転であるから、老人が貧しくなった分だけ、若者が豊かになるという結果をもたらす。


個人の努力など、時代の荒波の前にはなす術もないのである。十分なインフレが起きなかったら、若者は貧しいまま、裕福な老人に偉そうに小言をいわれながら、搾取され続けるしかない。とにかく、わが国に健全なインフレが発生するよう神に祈るしかない。


日銀は私たちの味方。健全なインフレを起こすために努力している

 さて、この好循環のスタートとなるインフレを発生させるために努力を続けているのが、わが国の中央銀行である日銀である。


インフレといっても、経済が好循環するために必要になる健全なインフレである。戦後日本で起きたようなハイパーインフレのことではない。あくまで「物価安定の目標」としてインフレ率が継続的に2%になることを目指しているだけであり、きわめて穏やかなものだ。ただ、長く続いた不況の中で根付いてしまったデフレマインドがあまりに強いので、インフレを起こす手段が多少強引にならざるをえないというだけだ。


日銀の伝統的な金融緩和といえば、日銀が市中銀行から国債を買うことによって、その分だけマネーが供給されるというものだ。ただ、それだけだと十分に効き目がないから、


・国債の買い入れ金額を増やす
・日本株ETF(上場投資信託)やJ-REIT(不動産投資信託)といった資産も買い入れる
・短期金利をマイナスにして、イールドカーブ全体を引き下げる
・今後もこのスタンスを継続するというアナウンスをして、人々の期待を高める


という合体技を全力で放っているのである。
だが、わが国で長年にわたり培われたデフレマインドが強すぎて、物価上昇率2%の達成にはまだしばらく時間がかかりそうだ。


Q:デフレマインドって何??
A:一言で表現するのは難しいが、あなたの生活や職場に充満しているケチケチした鬱陶しい空気のことだと思えばよい。


私たちの未来のために、がんばれ日銀!

 強敵、デフレマインドを倒すために、日本銀行は金融緩和の最強合体技を放っている。
この技の正式名称は


「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」!!


ドラゴンボールに例えるなら、「かめはめ波」「ファイナルフラッシュ」「魔観光殺法」を一斉に放っているようなものだろう。すごくかっこいいぞ!


日本の未来を賭けた、日本銀行vsデフレマインドのかめはめ波の打ち合いである。
(このようにドラゴンボール風に読み替えると、一般人にも分かり易いだろう。)



私たちは、日銀が勝って健全なインフレになることを期待して、恋愛・結婚、旅行、買い物、投資、積極的に楽しもう!